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心の臓が止まる意味 [母のこと]

2019.2.15


こんにちは。かなり疲労困憊です。ランニングをしているわけでもないのに妙な疲労感がいっぱいです。

心の臓器がこれほどまでに影響を及ぼすものかとホトホト感心をいたしました。

肝臓も、腎臓も、胃も、大腸も、小腸も、膵臓も、胆嚢だって異常はない。96歳を過ぎた人間の血液検査でどこも異常がないことは今のご時世奇跡かもしれない。毎年の人間ドックで異常値を出す私にとっては、異常のない彼女のほうが異常に映る。


そんな健康人である彼女が、ようやくその歩みを止めた。

あと1週間、あと3日、あと1日、あと1時間・・・・そんな希望もあっという間に費えた。

心の臓が止まるとすべてが終わる。

今日の早朝、そのことを思い知らされた。


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・・・・・と15日にやっとの思いで書いたが、流石にそんなことしていられなくなり、今日まで書けずに過ごしてしまった。


肉親が息を引き取るまで見守り続けることは、口で言うほどたやすくはない。苦しまないと言ったけれど、本人は苦しいのかもしれない。それは母の表情から伺い知ることしかできないので、想像の世界でしかない。

我が母の場合、まず食べることができなくなった。これは生きる上での活力の源であるわけで、それができなくなった時点で、いつが最終地点になるのかを考えなければならなくなった。

飲み込むことができなくなった⇒唾を飲み込むことができなくなる⇒痰が喉に絡みつくようになるが咳払いで自力回復⇒痰が喉に絡みつき始める⇒それを排除することもできなくなる・・・咳払いをする力もないと言ったほうが当たっているかもしれない。

アンパン1個のカロリーが266キロカロリーとある。彼女の場合食べなくなって3日目。

1日の摂取カロリーは、アンパン1個がやっとこ。

高齢者の必要カロリー/日摂取量は2000キロカロリーとして、母の場合、多分必要摂取量は1000キロカロリーぐらいだろうか。

荒っぽく言ってしまえば、3.5個/日食べなければいけないところ、母は1個しか食べないわけで、食べられる状態であっても、刻々と弱っていっていたことになる。

そこから発熱による体調不良、嚥下機能低下・・・・・。


食べなくなって5日目。思い余って点滴をお願いした。500㎖を1本。4時間ほどかけて皮下に注入。

少しだけ元気が出たような、目も我々を追ってくれていた。(そのころ、目は既にウツロとなり、どこか怖い目になっていたことも事実)

6日目。再び一縷の望みをかけ、もう一本お願いした。このとき2時間ほどで注入された。妙に速い?

しかし、その後、容体は最悪となり、目は完全に遠くを見つめ我々を見ることはなく、血圧も低下、下は40を切りそうになった。看護師さんも今日が山場かもと帰っていった。その夜、鼻水、若干の嘔吐。すべて水分ばかり。すべて点滴の水分過剰?肺にも回ってしまったかも?

7日目。何とか生きている。しかし、筋力もなくなったのか、いつもは強張って伸びなくなった足がダラリと垂れ、伸び切った。

8日目。夜、普段人間は目をつぶって眠るものだが、ここ2~3日、母は全く目を塞ぐことがない。寝ているのだろうが、目をしっかりと見開き、瞬きもしない。目が乾いてしまいそうなので目薬を指す。

9日目~10日目。ただ息をし続け、痰を絡ませ、その音に呼応し、痰の吸引をする繰り返しが続く。痰を吸引しないと窒息死してしまうのだ。

うめくことも、しゃべることも、笑うことも、泣くこともなく、母は少しずつ少しずつ鼓動を弱め、そして息を引き取った。朝方4時。完全に息が止まった。


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訪問医に電話、看護師さんに電話。死亡を確認してもらう。死亡届には、6時死亡、「老衰」と記載された。


すべからく「時」は平等であり、「時」は無常だ。与えられた「時」を大切にしたい。


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